子供達に天国をプレゼント 003

子供たちに天国をプレゼントしましょう~!  

シャローム~。小野由貴です。 さわやかな秋の空ですね。今日も主の平安が、あなたに満ちるよう祈ります。今日も親と子供たちのために必要な天国の考え方について分かち合いたいと思います。主題は『悲しむ者』です。

イエス・キリストはいつも私たちの心の持ち方を大切に見ておられます。私たちが天国に入るために必ず必要な『悲しむ心』についてこのようにおっしゃいました。

(マタイによる福音書 5章 4節) 悲しむ者は幸いです。その人たちは慰められるからです。

悲しむというキーワードを心に刻む必要がありますね。 悲しむというのは、心を痛めること、言葉とおり悲しむことです。 何に対して心を痛め悲しむべきでしょうか? さま々な答えがあると思いますが、正確な意味としては、まさに自分自身の人生の中にある罪に対して、痛み悲しむことだと思います。 そして、それについて悟り、痛んでから回復すれば、その人は天国の福を持つことになり、天国の慰めを得ることになるという意味です。 

さらに前には他人の痛みを見ることも出来なかった心が、他人の人生の中にある痛みを見られるようになって、その人のために<何か助けよう>と考えるようになります。つまり、共に苦しんで痛むことができます。 このような気持ちが天国の市民にふさわしい姿だと思います。まず、自分自身の人生の中にある罪について話をしてみましょう。罪とは一言で、神さまのみ言葉から外れた行動や考えを「罪」と言います。神さまは私たちにとても簡単な生き方(掟)をくださいました。

(マタイによる福音書22:37) 『あなたは心を尽くし、いのちを尽くし、知性を尽くして、あなたの神、主を愛しなさい。』

(マタイによる福音書22:39) 『あなたの隣人を自分自身のように愛しなさい』

要約すると、自分自身を愛することよりも隣人をもっと愛しなさい、自分自身を愛することよりも神さまをもっと愛しなさいと言いました。 簡単な教えに見えてもとても難しいということがわかります。私自身もこのみ言葉で深く悩みました。『自分自身のように』という言葉が気になりました。しかし、子供が出来てこのみ言葉の深い意味が分かりました。

少し理解を深めるために例を挙げますね。 あなたに幼子がいて、ある危険に晒されています。 それで、あなたは危険な状況の中でも、幼子を守ることができるなら、自分の身を犠牲にします。 自分の命より大切に思う子供だがらです。

このようにイエス様は自分の命を惜しまず、 愛する私たちを救うために犠牲して下さいました。それで、イエス・キリストはご自分が私たちになさったように、神さまと隣人を愛し合いなさい。と言っている意味です。 

人間には、アダムとエバの時代から累積された罪が利己的な形で身についています。そのため、「愛しなさい」という命令は守ることが不可能のようになりました。しかし神さまが願うのは私たちが命令を守ろうとする意志, その心に変えって生きようとする姿勢を望んでおられます。それがますます天国の市民にふさわしい姿へと変わると思います。このような意味が込められた聖書のみ言葉をもう一度読んでみます。

(マタイによる福音書22:37) 『あなたは心を尽くし、いのちを尽くし、知性を尽くして、あなたの神、主を愛しなさい。』

(マタイによる福音書22:39) 『あなたの隣人を自分自身のように愛しなさい』

また、神さまが私たちに与えたプレゼントである才能、時間、お金などをどこに使っているのか深く考えてほしいと思います。 神様はこれらを隣人のために神様のために使うようにと望んでおられます。もし、そうでない部分があるとしたら、それが罪と深い関連があるので悔い改めることを願っているのです。

天国のみ使いも聖徒たちも神様からの宝物、才能を沢山頂きます。それを、自分自身のために使うのではなく、まわりの愛のために使います。この姿は愛の源である神さま、御子イエス・キリスト、聖霊さまに似た姿です。ですので、神さまはこの世に住んでいる私たちにも、ますます天国の市民に相応しい姿に変わって欲しいと望んでいて、悔い改めてからは、掟を守るようにみ言葉を下さったのです。 神さまのみ言葉は、天国においてもこの世においても永遠なものだからです。

悔い改めとは、悔いる、省みる、つまり反省するという意味です。自分自身が選択したことや、考え、行動、人生の方向と目的が、間違っていることを悟って、「あ…これが罪だった」ということを悟る過程が悔い改めの過程です。また誰かに悪いことを言った時、時間が経って「あ…私が悪かったな」と思う時があります。 このようなものが悔い改めの過程です。 このような悔い改める姿は、神様の目で見る時とても愛らしい姿です。

 理解を深めるために我が家の風景を例えてみます。、毎晩の食卓で3人の子供に交わす話ですが、(今日愛したこと、優しくしたことある?)について分かち合って褒めます。 それから、(今日自分が悪かったな思うことある?)、行動や言葉や考えについて話し合います。 自分の間違いを言う子供に、勇気を出した行動であり、立派なものだと言ってあげます。 そうすると子どもたちが親のほめ言葉が聞きたくて、自分が悪くしたことを躊躇せずたくさん言ってくれます。 そしてこのようなことがまた起きたら、寛大に我慢して譲り、親切に助けると決心を繰り返して言います。 その度に子供の素直な姿を見て可愛らしく感じます。 

このように小さな悔い改めは、幼子にも大人にも必要です。しかし、最も重要な悔い改めは、自分の人生の方向と目的に対する根深い悔い改めだと思います。この根深い悔い改めは、神さまを信じる人であれ、信じない人であれ、神さまがすべての人に願うことですね。なぜなら、この深い悔い改めこそ、ある魂が天国に入るために必ず必要なものだからです。 そして、この深い悔い改めがなければ、宝である自分の子供にも同じように自分の誤った生き方を教えてしまい、子供たちが天国に入ることを防いでしまう状況になるからであります。

だから、主は、一人の魂に悔い改めが起こるよう、様々な出来事を通して、たくさんの機会チャンスを許します。 時には心の中にとても穏やかな小声でささやきを通して、時には衝撃的な出来事を通して語って下さいます。私たちが毎日している選択や考えの中で、また繰り返される行動の中に、溶け込んでいる心の方向と目的が何なのかと考えさせます。そして、何が間違っていないかと深く考えさせるようにしてくださいます。

この悟りを得るまで、ある人は数年しかかからない人もいますが、ある人は一生かかることもあります。 結論的に言いますと、強く聞こえるかも知れませんが、自分自身のために生きた人生そのものが、悔い改めの対象なのです。他人や神さまのために生きていない人生そのものが、悔い改めの対象なのです。神さまのみ言葉である聖書のすべての教えを一言で要約すれば <お互いに愛し合いなさい。>です。

(ヨハネの福音書13章34節)わたしはあなたかたに新しい戒めを与えます。互いに愛し合いなさい。わたしがあなたかたを愛したように、あなたかたも互いに愛し合いなさい。

神さまが人を創造してから下さったすべての戒めは、結局、<隣人を愛し、神さまだけを愛しなさい>ということですね。愛しなさいという絶対的な戒めに対して、最も根本的に犯すことは、自分のために生きる人生です。そのような人は、神さまがくださったすべてのプレゼント( 才能、時間、お金 )を自分の目標と欲望のために使ってしまいます。結局、神さまのみ前にたった時、<神さま、私は、隣人のために、神さまのために人生を生きて来ました。>と言えなくなります。

まさにこれが、自分のために生きたことを悲しみ、悔い改めなければならないポイントですね。 

神さまはこのように悲痛な心を持った人々が天国に入ることを願い語っておられます。 そうすることによって自分自身がまず変わり、近所の人のための人生を送ることができるのです。事実、主が、最も近い隣人として下さった親、兄弟、配偶者、子供がいます。もしくはお友達がいますね。。しかし、何より誰より自分自身を愛すると、家族との溢れるべきの幸せが消えてしまう経験をします。とてももったいないことですね。とても悲しむことですね。とても苦しむことですね。このような悔い改めを通じて悲しむ心を持った人は、親兄弟配偶者子供のための人生に変わり、家族の幸せも回復することが出来ます。このように悲しむ心は 神様のためにも、 自分自身のためにも、家族のためにも、まわりの人のためにも、とても幸せが溢れる結果をもたらすことになります。

悲しむ心、悔い改める心。本当にこんな心を神さまは喜ばれます。実は私の家族にも、すごく暗くて長いトンネルを通る大変な長い時期がありました。このような悲しみと悔い改めの気持ちがあったからこそ、今このように言葉を交わすことも、幸せを掴むことが出来たと告白します。

愛する皆さん、誠の幸せな人生を生きたいなら、家族の中に真の幸せが溢れることを望むなら、また子供たちに一番大切なものをプレゼントしたいならば、まず自分自身の心を深く覗いて、神さまの真理である愛について悟り、悲しんで悔い改めることが必ず必要だと思います。

今日も聞いてくださってありがとうございます。主の愛があなたとあなたの家族の中に溢れるように祈ります。

子供たちに天国をプレゼントしましょう。シャローム~。ハレルヤ~!

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