010 偽りの悪口で攻撃を受ける者

子供たちに天国をプレゼントしましょう。シャローム。小野由貴です。

私たちがいるところは最近雨が何日も降り続けました。 肌寒い天気ですが、寒さと風邪に負けないよう!!気をつけるよう願います。今日もイエスさまが教えてくださる天国の考え方について分かち合いたいです。

(マタイの福音書5:11~12)わたしのために人々があなたがたをののしり、迫害し、ありもしないことで悪口を浴びせるとき、あなたがたは幸いです。喜びなさい。大いに喜びなさい。天においてあなたがたの報いは大きいのですから。あなたがたより前にいた預言者たちを、人々は同じように迫害したのです。

ありもしないことで悪口を浴びせる時、幸いです。喜びなさい。大いに喜びなさいと言います。 天国で私たちの報いは大きいとも言われています。嘘、偽りというものが何なのか先に考えてみなければならないようですね。 嘘は一言で言って事実と違うのが嘘です。 今日は愛という真理に対して攻撃する嘘について分かち合いたいと思います。

人という存在は、神さまにかたどってつくられた存在であり、イエスキリストの命を犠牲してまで愛した存在です。神さまとイエスキリストと聖霊さまが一つであるように、その聖なる一つになることに参加させた存在が人です。 まさに人間の考えでは想像できないその何かがあります。 一人一人の価値があれほど貴くて美しい、何にも代えられない宝の存在が人なのです。

私たちの美しさと価値は、この地球空間のどこにも置いておくほどのものではありません。 決して違います。 私たちの美しさと価値は宇宙を越るものであり、一般的な感覚と考えでは理解できず、ただ天国の感覚と考え方で想像できるものです。 主の体であり、教会である私たち一人一人は極めて美しく、パワフルでめぐみに満され、敬う念を呼び起こす旗を持った軍勢です。聖書では次のようなみ言葉で私たち一人一人を表現しています。

(雅歌6書4-5)わが愛する者よ。あなたはティルツァのように美しく。あなたはエルサレムのように愛らしい。だが、旗を掲げた軍勢のように恐れられる。あなたの目を私からそらしておくれ。それが私を引きつける。あなたの髪は、ギルアデから下ってくるやぎの群れのようだ。

私たちの存在は旗を掲げた軍勢のように美しく、私たちの目は主に引きつけるほど愛らしいです。 例えばですが、あまりにも片思いしていた人がきらめく目で私を眺める時、その目つきは心を引き付けるほど衝撃的で美しいだけです。 私たちは十分に主の心を引き付ける愛の存在なのです。

主の目で見るには極めて貴くて、美しい皆さん!

美しい存在である私たちは、世の中の偽りの考えによって、あまりにも深く傷つきながら誤った概念を益々学んできました。 世の中というところで果てしなく続く規則、小言、責め言葉、批難、無視、競争の中で育ちました。 さらに、 幼い頃から死ぬまで自分自身を責めて、自我を押さえつけ殺すように学んできました。 そのため、 主にとって 一人の魂の価値と重要性はとても大きいのですが、持続的に切られ削られています。それで、私たちは目に見える方式と世の中の価値観で判断し、華やかに見える人々と自分を比較し続け、結局は誤った考えを内面に満たしてしまいます。

しかし最も大切なのは、内なる魂の美しさ、価値、重要性を知り、一人一人に栄誉をもって接することが私たちの義務であり、神さまの教えです。 それでどんな場合でも愛せよ!神を愛し隣人を愛せよという最も偉大な教えをくださったのです。 しかし世の中の様子はどうでしょうか。 人々をあまりにも簡単に批判し責めるように導いています。 人を責めるなという天の教えとは正反対の方向に進む傾向が強いです。 

(ローマ人への手紙2:1~2)ですから、すべて他人をさばく者よ、あなたに弁解の余地はありません。あなたは他人をさばくことで、自分自身にさばきを下しています。さばくあなたが同じことを行っているからです。このようなことを行う者たちの上に、真理に基づいて神のさばきが下ることを、私たちは知っています。

とても恐ろしい言葉です。 私たちが他人を裁くことの一つ一つ全てが裁かれることになるんですね。 

罪の始まりとなった 禁断の果実を食べた事件を考えてみましょうか。 最初の人アダムは自ら正しいかどうかを判断できると考え決意して生きるようになったのです。 その結果、初の人間アダムの判断に満ちた人生が罪だと裁かれたように、今もすべての人がこの判断の罪により、裁かれることになります。 

今も禁断の果実を毎日口にくわえて判断して生きる私たちの姿はどこまで堕落したのか考えてみましょうか。 人を見る時、お金持ちかどうかを判断し、偉い人かどうかを判断します。さらに、力がある人なのか、人々に認められた人なのか、知識があるか、賢いか判断します。そして、きれいかどうかで判断し、背が高いかどうか、お酒を飲むかどうか、服をオシャレ着たかどうか判断します。宗教がある人ならば信仰が深い人かどうかで、お祈りをする人かどうかで判断します。 このような判断は早くて0.5秒の視線だけで見抜きます。 当然に気軽く判断する心が深く根付いた状態で、世の中の人々と同じく利益の方に向かって、自分の人生のすべてを投資します。 つまり、より多くのお金、より影響力のある高い地位、より多くの知識、見るにきれいなものに向けて集中します。 このすべては極めて大切に接するべき人に対して、禁断の実を依然として口にし、判断し責めながら生きていく世の中の姿です。

神さまの教えである愛と犠牲に対する正反対の側にある姿です。それで聖書の教えである愛と犠牲の揺るがない意味は、判断や批判する全ての人々によって依然として深刻に無視され冷やかされていることです。 このような様子は、実は教会の中でも一般化したようです。 それにも関わらず、主は極めて貴い人の魂への愛に対して疲れません。 そして、私たちにもお互いを大切に接するように愛を教えることには決して疲れません。これは、極めて美しい魂への愛という天国の価値観と、判断や批判が飛び散る世の中の価値観との戦争なのです。 つまり、人を栄誉に接することが真理であり、逆に人を判断して切り下げ、批判することが嘘なのです。

今が10回目のエピソードです。 今までご紹介した、心の貧しい者、悲しむ者、柔和な者、義に飢え渇く者、あわれみ深い者、心のきよい者、平和をつくる者、義のために迫害されるいる者で分かち合ったみ言葉の核心単語が愛です。 このような愛の穏やかな海の中で、愛しながら生きていきますと、必ず荒れた急流のような世の中の価値観である判断と批判の攻撃を受けることになるという意味です。つまり、 ありもしないことで悪口を浴びせるとき、あなたがたは幸いです。喜びなさい。大いに喜びなさい。天においてあなたがたの報いは大きいのですから。の意味です。

少しグラハム·クークという牧師のエピソードをご紹介します。 グラハム先生は説教の度にものすごい資料を持って一番前に座る二人の男性を見ました。 彼らはグラハム先生が聖書を利用して説教する方式、神さまを経験した関係について誤りを指摘しながら、インターネットにむやみに批判する文や悪口を載せました。 その二人はグラハム先生を悪魔、偽りの預言者と呼び、説教の時すぐ前の列に座って数年間苦しめたとげのような存在でした。 ところが突然彼らが来なくなりました。 グレハム先生はしばらく経ってからある日夢を見ました。 夢の中で主が彼をある作業室に連れて行き、とても立派な人間の彫刻像を見せてくれました。「この立派な人を彫刻した人に会いたいのか?」と主はグラハムに尋ねました。 グラハムは会いたいと答えました。 するとグラハム自身を数年間誹謗していた二人がカーテンの後ろから歩いて出てくるのを見ました。 主がグラハムにこう言いました。 「彼らが彫刻家だ、そしてこの彫刻像はあなたの姿だ。」

主のなさる御業は実に美しいです。 状況がいくら暗くて醜く見えても、主はそのすべてのものやすべての人々から善なものを作りに出します。そして、神さまは、神のみ国では私たちに対する報いが成し遂げられることを知り、私たちが世の中の目ではなく、天国の観点を持って見抜き生きるようにと望んでいます。

主はこのような方法で愛のために生きていく私たちに対する、攻撃するすべての嘘と不正を追い出し、対抗するいかなる攻撃も失敗させて、むしろ私たちを繁栄して勝利させてくださると思います。 

それでは、皆さん!!神さまを素直に信じて愛する子供たちの美しさを、私たちは大切にそして愛らしく接していますでしょうか? それとも判断して責めて批判しているのでしょうか? 一つは高めることで、もう一つは踏みつけることです。 子供らは自分が愛されていることを感じる時、初めて自ら変わろうとする力を出すことができます。 むしろ判断され、責められ、批判を多く受ければ、子供たちも他の人たちを判断し責めて批判することになります。 私たちの子供たちの心の中に愛という天国の穏やかな川を作っていくか、判断と批判という世の中の荒々しい急流を作っていくか、この放送を聞くすべての方々が深く考えてみて善い誓いと聖い決心ができるよう切に願うばかりです。

それでは、子供たちに天国をプレゼントしましょう! シャローム~ ハレルヤ

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